法人概要

　当法人は先代・糖研会きとう内科院長（糖尿病・代謝内分泌内科）の頃より、地域医療と専門医療の両立を柱に、居宅介護支援や訪問介護・老人ホーム運営など高齢者の生活に寄り添う介護を提供しています。働く職員や地域の子育て世代に優しい小児医療の提供を心掛けています。
　2013年に『クリニックかけはし』を新規開設し、小児科専門医を院長に迎え、新生児診療をはじめ内科診療・高齢者医療・在宅看取り（訪問診療）に対応できるよう日々研鑽を積み、地域医療に従事しています。
　2021年には糖尿病を専門とする『かけはし糖尿病・甲状腺クリニック』を新たに開院し、身近で丁寧な診療を心がけ、最先端の糖尿病診療を提供・継続しています。
　当法人は中村区最西部に立地し、名駅エリアという大きな商業施設が隣接すると同時に、名古屋西部の落ち着いた昔ながらの住宅地や庄内川を望む自然の風景が広がる地域にあります。名古屋市西部エリアは高齢者人口が25％を超える一方で、新たな住宅やマンションが建ち、若い子育て世代が生活の場を築き始めています。幾代も続く診療所や由緒のある大小規模の病院が多く、医療資源が豊富な地域です。介護事業者も複数存在し、介護サービスを利用しやすい環境にあります。
　私自身、中村区で生まれ育ち地元の小中学校を経て、愛知県立千種高校、徳島大学医学部を卒業後、中村日赤（私たちの地域での通称）で初期研修を行い、循環器内科医としてスタートしました。中村区で生まれ育ち地域のことをよく知る医療者として、子育てや介護といった地域が抱える諸問題に常に対峙し活動し、地域の基幹病院との連携を深めながら、保育園やこども園と顔の見える関係、診療所との間での身近な繋がり、様々な事業所のケアマネージャーや訪問看護師の方々と密な連携を築きながら、地域で生まれそして、望むならば生活してきた場での看取りがかなうような地域にできるよう地道に誠実に実践して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。